【書評】OKR、1on1 関連
@reximology です。 私事ですが中間管理職というやつになりました。と言うわけでマネジメント系のフレームワークについて本を読んだ所感をまとめます。要点を絞りたいので知っている内容は端折っています。
読んだ本はこちら。
OKR
- OKR は日々見返すことで進む方向を見失わないためのフレームワーク
- 評価の時期にだけ見直す、は間違い。今月、今週、今日行う作業が目標に対して進むものか確認するために使う
- 自分を目標に対して縛ってくれる
- 自信度レベルを可視化することでムーンショットの実現に OKR を活かす
- OKR に対して真剣さを求めるため、途中で変更することはしない。結果が失敗ならそれを次に反映すれば良い
シリコンバレー式 最強の育て方
- まずは信頼関係の構築、そのうえで成長支援につなげる
- 言語化できていない問題を見つけるためにあえて時間を取る、ということが大事
- 問題解決ではなく問題発見の場
- 特に希望されていないなら、細かい業務の話はしない。解像度は高くする
- とにかく話を聴ききることで話者のモヤモヤを晴らす
- 会話にゴールを定めなくていい。ただしどんな内容でどこを話しているか、というのは把握する(地図を持っておく、という考え方)
- 毎回褒める。そのための情報収集を常に行う。他者が実際に褒めていることを伝えるのも有効。
- アドバイスはしない。答えを伝えることもしない。あくまで本人の思考を促す
- 部下に上司(自分)を使ってもらう、という感覚でいてもらう
- 質問例:今の仕事の要点、懸念や悩み、今のチームに感じる課題
ヤフーの1on1
- まずは承認でいい。話を聴いてくれる、というだけでも信頼関係につながる
- 1on1 の構成要素
- コーチングの質問も技術、試行錯誤と慣れで向上できる
- 分かっていても聴くことに徹するのは難しい。もはやガマンと言ってもいい
感想
OKR については以前も読んでいたので特に違和感なし。OKR の強みを改めてチームの人にも伝えていく必要はある。
1on1 については自分の意識を色々と変える必要がありそう。アイスブレイクはあるにしても、基本的には相手から喋ってもらえるように準備する。 正直まだ雑談と進捗確認がメインになってるので、時間管理や会話の案内を組み立てる。話を促せるようになることで、相手の話す割合をもっと増やしていく。