【書評】シンプルに人を動かす 5W1Hマネジメント
読んだ。最近気にしていることにマッチしていたのでまとめる。
Amazon.co.jp: シンプルに人を動かす 5W1Hマネジメント eBook: 渡邉 光太郎: Kindleストア
議論
- マネージャは発散させない議論を作る
- 深掘りするのか抽象度を上げるのか、議論の目指す方向を考える
- 話が分かりにくいときはとにかく全体像をつかむところから
育成
- なぜ?を問いすぎることはメンバの萎縮に繋がるリスクもある
- なぜ?ではなく原因がどこ?という観点を持つ
- 実況中継するだけではなく、だからなんなのか(so that)を考える
- 視野が狭まると自己の正当化を考えてしまう
- 依頼と丸投げが違うことを双方で認識する
- 丸投げを避けるため、上司の介入すべきポイントを明らかにする
- どこでつまづきそうか、難所も自分で考えてもらう
- なぜこの仕事を頼むのか、どういう成長を期待するか、という仕事の理由(why)も共有する
- 自分が考えて決めた、という感覚が強いほど主体性が強まる
- ポジティブに捉えることは必要、ただし難易度の高さも自覚しなければやり遂げることは難しい
その他
- 今の半分の時間でやるなら?など前提を排除した思考を心がける
- 前後(取引における前後の工程)左右(取引における強調、敵対関係者)の視点を考える
- 「メンバとコミュニケーションする」ではなく「毎朝15分技術について話す」のように具体的なアクションを定義する
感想
部下を持って2期目に入ったし、チームに人が増えたりもしたのでマネジメントの細かいことが気になる。 特に「きちんと伝わる伝え方」は試行錯誤だなぁと。