【書評】DevRel エンジニアフレンドリーになるための3C
読書感想文です。いつもより流し読みです。(本を速く読む実験です)
DevRel とは、自分たちのプロダクトをサービス利用者である開発者に使ってもらう、浸透させるための取り組み全般と理解しています。
グッときたところ
- DevRel に必要な 3C (code: 技術力, contents: 技術以外も含めた発信, community: ユーザコミュニティ) の言語化
- デベロッパージャーニー(ユーザが自分たちのプロダクトを通してどのような経験をしていくのか)の重要性
- そもそも DevRel という仕事に求められる能力(技術力、発信力、信頼性、速さ、アクティブさ)、プロとしての手腕の定義
雑感
自分は SDK 開発の中で DevRel と言われるような取り組みをしてきましたが、その中での曖昧とした部分を言語化してくれている本でした。書かれているとおりですが、発信には技術への理解が必要になります。技術と発信を両立するには、作業の速さやユーザに対するアクティブさも必要になる仕事です。
個人的には、3C の中でも contents が特に重要と思っています。 技術に限らず、ユーザ目線でどんなものが必要かを自分たちが理解し、それに応えられる発信を続けていくことが重要だからです。