「Unity Designer's Cafe #2」に参加しました
本日は、こちらの勉強会に参加しました。
unity-designers-cafe.connpass.com
しばらく勉強会は行ってなかったので、よい刺激になりました。(当日朝まで補欠だったんで不参加のつもりでしたが)
本日の目的
本イベントはデザイナーの方が中心のイベントです。自分はエンジニアですが、以下の目的で参加しました。
- シェーダーなどの見た目系 Tips 聞きたい
- デザイナー観点での困ったことや解決事例を聞きたい
一つ目はまぁ誰しも聞きたい内容だと思うのですが、今回は特に二つ目に興味がありました。自分は以前のチームでもデザイナー向けのツールを作った経験があり、以下の実感がありました。
- エンジニアの力で他の職掌の課題解決ができること
- ただしそのためにはきちんとワークフローを理解するのが重要なこと
- 課題には本人たちも気づいていないようなものも含まれること
そのため、どんな課題があるか、またそのあぶり出しにどんな取り組みが行われているのか、という点に興味がありました。
本日の感想
上記の目的から言うと、@LandyNagata さんの「プログラマに相談したらデザイナーの仕事が楽になった話」が一番参考になりました。(もちろん他の発表も非常に面白かったです)
ここでは、実際にエンジニアが作った事例が紹介されていました。
- ImportSettings の自動設定
- RGBA16bit ディザ加工
- スプライト指定で使用している prefab リストアップ
- オブジェクト透過キャプチャ
- アセットバンドルとマスターが絡むオブジェクトのビューア
特に5番のビューアは、プランナーのデータ設定時やエンジニアのデバッグ時にも役立ちそうだなと感じました。また、ツールで解決すべき単調な作業を「お刺身たんぽぽ」と表していたのも印象的です。(エンジニア観点で言えば、名前をつけるのは課題解決への第一歩だと思います)
懇親会でもそのあたりのお話をさせていただき、各社似たような課題を感じているのは実感できました。改善の取り組みとしては、以下のようなものが挙がっていました。
- 専用チャットなどやり取りしやすい場を用意する
- 席を近くして日常的に相談しやすくする
- 困ったらあの人に聞こう、というような人をたてる
- 振り返り会で積極的に課題を挙げ、みんなで解決を意識する
弊社でも似たような取り組みを行っているため、少なくとも間違ってはいなそうだという実感が得られたことや、自分たちの取り組みから得られた知見もぜひ発表してみたいなと感じられたのは、非常に良い収穫だったと思います。